自分で言うのも何ですが、私は随分と女らしくない人間だと思います。私はいわゆる女版のキモヲタというやつで、二次元の男性キャラに熱を上げ金を貢ぎまくる・・・そりゃ彼氏なんてできませんわ。

ただ、そういう私でもリアルの異性に全く興味が無いわけではないんです。そりゃ人間ですから恋だってします。もっとざっくり言うならセックスにだって興味ある。当たり前じゃないですか生身の人間なんだから。だけどこんな私が恋なんてなあ・・・マンガじゃないですけど、『ヲタクに恋は難しい』んです。だからって、「私は二次元と結婚する!」なんて言い切る・・・度胸?いきおい?とにかくそういうのもないんです。

 

じゃあ彼氏募集掲示板なんてどう?

ある日、友人に言われたのがそれでした。ちなみにその友人はヲタでもなんでもなく至って普通の女の子。ただヲタだからどうのとかそういう偏見を持っていなくて、たまにちょっとウザい私相手でもちゃんと接してくれるいいやつ。まったく、聖人君子かキミは。
それはともかくとして。彼氏募集掲示板かあ・・・呼び方違うけど要は出会い系でしょ?なんか怪しい・・・というか怖い。初めのころの私は、そんなことを言いながらのらりくらりと友人のアドバイスをかわし続けていました。

 

わたし結婚するから

また別のある日に、やはりその友人から告げられた言葉は、私には十分すぎる衝撃でした。だってあんた色恋沙汰とは縁遠かったじゃん!なんでいきなり!なんてことを思いっきり言ったと思います。完全におまいうです。勿論、友人には「あんたが言うかそれ」と返されてしまいました。
落ち着いて話を聞いてみれば、私がうだうだ逃げ続けているうちに、彼女のほうが彼氏募集をかけて、この度見事結婚する運びとなったそうな。
「そりゃ中には身体だけ目当てみたいなやつもいるだろうけど、ちゃんと見極めてしっかりと信頼関係築ければ大丈夫だよ。それに、ヲタ趣味でも全然いいって人は絶対いるし、物は試し、でしょ」
物は試し、というのは私の口癖みたいなもので、まあもっぱらマンガとかアニメとかほとんど見ないこの友人におすすめするときの決まり文句みたいなものです。結局、その友人に意趣返し気味に押し切られる形で彼氏募集掲示板に登録。勿論怖さはありました。ただ、私の目の前には最高の成功例がいたから、そのおかげで勇気を振り絞ることができたんだと思います。

 

ようやくスタートライン

食わず嫌いは駄目ですね。あと偏見も。改めて教えられました。実際に彼氏募集掲示板を使ってみると思っていたよりも普通で、みんな真剣にパートナーを探していました。中には私と同じヲタな子もいたりして。そんなみんなを見ているうちに「ああ私もがんばらないと」と思えてくるから不思議なものです。残念ながらまだ彼氏はいませんが、何人かの男性とはメールとかでやり取りしてます。まだ私はスタートラインに立ったばかり。これからこれから。

もし、私みたいに「彼氏欲しいけどヲタだしなあ」と悩んでいる子が、これを読んで勇気を出してくれたらうれしいです!