恋人が欲しくていろいろとやってきましたけど、個人的に一番出会える確率が高いのは、彼氏募集掲示板を使っている女性にアプローチを掛けること、でしょうか。実際それで今の彼女と知り合うことができたわけですし。ただ、ことはそう単純に進まないんですけど。

いつまでも待とう

 その彼女を見つけてから実際に付き合うところにこぎつけるまで、半年かかりました。
 まあでも仕方がないことだと思います。彼女は本気で恋人探しをしていましたし、相手のことがよくわからない限り会わないという選択肢は大いにありだと思いますし自分を守るためにはむしろ重要だと思います。そういう慎重なところが、好感が持てました。何より彼女と話していると(といっても彼氏募集掲示板上でのやり取りや、なんとか交換してもらえたLINEでのやり取りですから、実際に話していたというわけではないんですが)楽しかったですし。だからでしょう、彼氏募集掲示板を見始めた頃は早く恋人がほしいと思っていたのに、彼女と交流を始めると絶対にこの人と付き合いたいと思うようになって、そのためなら何年でも待とうと思えるようになったのは。

 彼女に信頼してもらえるように努力しようと、こちらもいろいろと自分のことを正直に話しました。中にはなかなか人にはいえない恥ずかしい過去も含まれましたけど、彼女に打ち明けることには抵抗はありませんでした。

大切なことなのに

 やがて半年もすると、彼女のほうも私を信用してくれたらしく、会っていいよと言ってくれました。そのときは小さくガッツポーズを決めたものです。そしてその次の日曜日にはじめて彼女と対面し、食事やショッピング、カラオケなんかで1日楽しみました。不覚だったのが、それがあまりにも楽しかったものですから肝心なことを忘れてしまっていたこと。そう、告白です。

 帰った後にそのことに気づいて頭を抱えました。何をやっているんだ俺は、と。そんなとき、彼女から連絡が。今日はとても楽しかったといった旨の内容でした。それに対してこっちも楽しかったと返すと、すぐに返信が。

「楽しすぎて大切なことを言うのを忘れてたから、明日の夜会える?」

喧嘩するほど

 その日にお互いがお互いに告白して、交際が始まりました。付き合い始めてみるとやっぱり彼女と過ごす日々は楽しくて、たまに喧嘩したりすることもありますけどそれもまたなんだか嬉しく感じている自分がいます。喧嘩するっていうことはそれだけ相手と本音で話せているということですから。それに、喧嘩して仲直りした後って前よりも距離が近づいた感じがしていいものです。