これまで好きになった人は年が近い人ばかりで、これからもそうだろうと思ったし実際それまで年下にモテたことなんてなかった。ましてや年の差カップルだったり結婚とかは芸能人や有名人だけで、俺が出来るわけないと思っていた。

それが、まさか10歳も年下の彼女が出来るとは思わなかった。
彼女との出会いは、彼氏募集掲示板でのことだ。

 

掲示板で女性のプロフィールを検索していた時、中々好みの女性が居らず年齢層を同年代から下げて探していた。年下の女子はプロフィール文が凝っておらず、無趣味だったり文も語彙力のなさが目立って頭の弱い印象が目立った。
やっぱり探すなら同年代かその上だろう……そう思っていた時。

「趣味はゲームにアニメ、登山や旅行、読書だったり雑貨屋巡りと沢山あります♪
 この趣味全部一緒に楽しめる相手を探しています!我が儘でごめんなさい(>_<)」

他の女子を見ていたせいか、プロフィールがしっかり書き込んであり多趣味で生き生きしている彼女の文章に自然と惹かれていた。この女子が見る世界は色が沢山あって綺麗なんだろうなぁ……なんて考えている間に指はメールを打つのに必死だった。
登山は嫌いじゃないし小物や入れ物にこだわるタイプだった俺は、好きな小物メーカーや登った中で一番景色が良かった山を書いて送った。

一日経ってその子から返事が来たときは胸が躍った。同じメーカーの小物を持っていたり、俺の登った山に行ったことがないみたいで是非行きたいと言われ、登山や雑貨の話なんか今までそこまで話したことのない俺にとってはとても新鮮だった。年下なのに言葉遣いも丁寧で他の子とは違うと思える特別感があり、会う約束をした時から既に恋していたんだと思う。

 

その後会ってみて、プロフに乗っていた画像とはやはり少し違っていたけど、いい意味でムチムチな彼女にまた惚れ直した俺は何回も彼女との時間を作った。向こうも俺といる時間を楽しんでいてくれたみたいで、山登りに行ったとき、山頂で告白した時も笑顔でOKを出してくれた。

会話の中にジェネレーションギャップを感じたことはもちろん何回もある。けど何より今までで感じたことのない新鮮さを与えてくれる彼女を、俺は一生大事に守っていこうと思った。
真面目に恋愛募集していて本当に良かったと思えた出来ことだった。